八芳園の花嫁様から、翌日にメールをいただきました。

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昨日無事に式を終えることが出来ました。

一会様よりお届けいただいたお花、
すべてがイメージ以上で本当に感激でした、
ゲストの方からもたくさんお褒めいただきました。
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よかった。

一見クラッチブーケに見えますが、
実は中にスポンジを仕込んで仕立てています。
二次会まで長持ちするように。

暑さの厳しくなってきたこの週末、
これなら確かにドキドキしなくていい。

クラッチブーケは自分にとって、
数少ない得手なもののひとつだったので
最初は、こういうテクニックってどうかなあと思ってたけど、
やってみたら、意外といける。
草花がこの暑い一日に長持ちする。

結局は、
それが花嫁様にとってより良い方向になるかどうかだ。

と、アシスタントさんに先日
自分で言ったことを思い出します。

新入りのアシスタントさんが
慣れないのでなかなか仕事が終わらず、
一度休憩したら？というと
「しごとが全部終わってないのに休憩するなんて」
と返事します。

いやそれは違う。
素晴らしい気持ちだけど、でもちょっと違う。

この場合、関係者各位というのは主に二方向あって、
ひとつはお客様である花嫁様。
休憩をとらずに、疲れたまま、
我慢して作業を続けることが
果たしてお客様のためになるのか？

もうひとつは依頼主である自分。
依頼主である上司はそういう働き方を望んでいるのか？

いやどちらも違う。

判断の基準はどこなのかというと、
やっぱり、花嫁さんに喜んでもらえるかどうか。
それに尽きる。

そういえばシェアブーケ△も、
最初は花嫁様から依頼されたのでした。

最初はそんな無茶な！って思ったけど、
やってみたら、
一会のよく出るブーケのひとつになりました。

お客様が、先生なんだなあ。

では皆様今日もおつかれさまでした。

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