新郎新婦様からのメール　芍薬と青のブーケ　ホテル雅叙園東京・高輪教会の花嫁様より

今年最後の芍薬のブーケ、青をさし色にというリクエスト。

　「ベールダウン時、ブーケと一緒にベールの中におりましたが
　いい香りにも癒されました。」

後日、花嫁様がそうメールで書いてくださいました。

実は結婚式前日、お電話をいただいて、何事かと思ったら、
なんと花嫁様が直前に入院なさったとのこと。
結婚式にはいろいろなハプニングがつきものとはいえ、
さすがにこれは大事件、電話口でなんと言ったらいいか、
絶句したことを覚えています。

6月、高輪教会で挙式、ホテル雅叙園東京でご披露宴の
花嫁様でした。
こんな大変な状況というのに、
花嫁様もご新郎様も、最後までこちらに深いお気遣いと
思いやりあふれるお言葉をいただきました。

許可をいただいて、メールをご紹介させていただきます。
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週末に無事退院しまして、少し時間が経ってしまいましたが、
お礼をと思いメール致しました。
先日はどうもありがとうございました。

教会装花から始まり、ブーケ、披露宴装花、ヘッドドレスなど
一日のお花すべてをお願いした形になりましたが、
結果、本当にすてきな一日になりました。

式直前に手術と入院となり、無事出られることになった当日も、
一日乗り越えられるかなと
かなりナーバスになっていた矢先、
控え室に届いたブーケを見た瞬間の感動は忘れられません。

目まぐるしいタイムスケジュールで動く一日、
バージンロードに立った時、フラワーシャワーで
教会を出て振り返った時、
披露宴会場の扉が開いた時、
お色直しの控え室でヘッドドレスを見た時、
私たちの想像をいい意味で裏切ったお花を見るたびに、
大丈夫、よかった、と思いました。
（分かりにくいですね笑）

いらっしゃったゲストも皆、お花がすてきだったと言っていました。
まだきちんとした写真がないのですが、
披露宴でのドレスのためのヘッドドレスは
特に女性から、私らしいと大好評でした。
式直前に急遽お願いしてしまったリストブーケ（ご迷惑をおかけしました）は、
週末切った病院のリストタグと一緒に(笑)
大事にケースに入れて毎日眺めています。
今となっては笑い話です。

教会と和のホールという一日で、
難しいコーディネートでは、と思いましたが
期待していた以上のお花を見て、
本当に岩橋様にすべてをお任せして良かったと感じました。

お色直し用のヘッドドレスの下準備や会場の花器など、
細やかな、丁寧な仕事に、
私の方も「こうあるべき」と教えられた思いです。