アニヴェルセル東京ベイ様へのブーケ、
ふんわりと。

小花はフランネルフラワーとツルバキアとスカビオサ。
みんなみんな大好きだー!


挿し色に使ったのは薄いピンク。
注文をかけたピンクのバラの「スイートトワ」が、
すごく良いバラだった。
でも、ものが良すぎて、立派過ぎて、
可憐さにかける。

そこで、
市場でさらに歩き回って、
少し華奢目のバラの「ユカカップ」、
という品種を買い足して、
やや柔らかい印象にしています。

生花は、
季節により産地により、
色が違ったり大きさが違ったりします。

日によるし、
ものによる。


なんか昔、そんなブログを書いたなあと思ったら、2007年、
今日思ったこととまったく同じことを書いてました。

今日、「芍薬の花が好き」、
というある花嫁さんとメールでやりとりをして、
「そうなんです、この時期は難しいんですよ」と返事を書きます。

生花は生ものだから、こっちが折れるしかない。
希望通りにはならない。

でもそれは、いつもそうです。

そしてたぶん生花に限らず、いろんなことがそうです。

いろんなことというより、すべてがそうです。

だから自分は、その「割り切れなさ」を
まるで体現してみせているような、
表象しているような、
生花が好きなんだと思う。

    蕗の薹(ふきのとう)見つけし 今日は これでよし
                  細見綾子

時期が違いますが、
秋の俳句を見つける前に根がつきたので、

ではみなさま、今日もおつかれさまでした。

1DAY単発レッスンのご案内プリザーブド次回9月29日 10月14日28日 11月18日それぞれ13時からです。みなさまのご参加をお待ちしています。


単発プリザーブドレッスンは、ご両親へのギフトの花や、ブーケを手作りできる一日教室です。