6月最後の一日に、第一ホテルシーフォート様への会場装花でした。


花嫁様が好きとおっしゃった、
芍薬のコーラルピンクはもう終わりの時期なので
かわりにバラを、


ティー・アモとか


ジプシーキュリオーサとか


ロマンティックアンティークとか


ヴィクトリアンシークレットとか

ベビーロマンティカとか


実は花嫁さんは、プロのお花屋さんで、一会のレッスン生徒さん。

会場の抜け感にあわせて、6月だし、ガラスの器を使おうかな
と思ってましたが、予報は雨。

予定してた円筒ガラスだと重くなるから
ゲストが持って帰るのが大変かも。と、思い始めて
→急遽3軒をハシゴしてプラスティックの器に変更する
→四角なので、下の皿も変えたくなる
→下の皿をスクエアのブリキに代える
→抜け感を維持しつつどう固定するか試行錯誤する

花嫁さんが好きと言ってた赤いフサスグリが、落ちてもなるべく目立たないように、
でもちらっと見えるように
(最初はガラスの中にいれるつもりだった)
同じく好きと言ってたブラックベリーも、
利休草も羽衣ジャスミンもアジサイもベル鉄線もいれこんで、
当日の朝、搬入担当のアシスタントさんが来る頃にぎりぎり完成。


受付の装花は、
同じレッスン生徒さんのインターンさんが作ってくれたのを
私が仕上げました。
その生徒さんに「せんせ最近ブログさぼりすぎですよ継続は力なりですよ」と
怒られたいや激励されたので、せっせと書いてます。うう返す言葉がないよう。


ちなみに自分の中では、こういうアレンジは、
廃墟風、と名付けています。

ハイキョ?と聞かれて、えーと、廃墟!
つまりこういう感じのことです。

「人工物の廃墟と、植物の生命力との拮抗」
というのは自分の長年のテーマのひとつ。
がれきの中から立ち上がる、緑。


ナフキンフラワーも、ひとつずつ。

当日一緒に走り回って汗だくになってくれたWさんもありがとうございました。
気に入っていただけるといいなと思います。

そして自分は最後、エレベーターが混んでいたので遠慮して
28階から階段を小走りに下りてきたら、筋肉痛で今立てないです。
では今日もおつかれさまでした。

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