忙殺という言葉以外に見つからないような10月が過ぎて
ずっとごまかしていた体調もとうとう瓦解、
この数日は大風邪をひくかひかないかという瀬戸際でした。

関節はどこもかしこもぎしぎしするし、
立ってるのもメマイがするし、
熱をもった手の平を、水で冷やしながらの作業。

アシスタントさんと帰り際、
こういうときはかえって怖くて熱が測れないよね、
などという話で盛り上がりました。
「熱があるとわかると寝込んじゃうし、
何度か知っても、こんな修羅場にはだからといってどうしようもない」
というのが長年の指針ですが、
自分でも年なんだから自重しろよと思わなくもないです。

一時はほんとに、わーどうなることかと思いましたが
この日、ブログを休んで、
伝家の宝刀「パブロン微粒」を飲んで
ぐっすり眠ったらなんとかしっかり元に戻りました。
よかったよかった。

などという話を書くと、これからの
花嫁様にかえって「忙しい中恐縮です」といわれてしまうのですが
そんなお心使いはどうぞなさいませんようにお願いします。。。

それはまたまったく別の話で、
ある新婦様にもメールで申し上げたのですが

「でも私にとって、自分が作る花を
一生に一度という舞台で買っていただいて、
それで食べていけて
御礼まで言ってもらえるというのは
掛け値なしにハッピーなことだと心から思っています。」

なのでした。
これはたぶん、私が「一会」を名乗る以上ずっと変わらないことだと思います。
自分が嬉しい花でなくて、どうして喜んでもらえる花になるだろうと思います。

みなさま今日もお疲れ様でした。
日一日と寒くなります折、お体どうぞご自愛くださいね。