何枚も写真を撮りました。

新潟の滝沢さんというユリの生産者様
ゆきのひかりという名前のユリです。

なんども仕事中に立ち止まっては見とれました。
アシスタントさんが水をかえてくれる作業、
自分でやりたかったけれど間に合わなくてお願いする
その作業が視界に入って、
思わず息をのんで見つめました。

本当は何か、ちゃんと活けよう
今日ブーケを作ってみよう、
そうして出来た花のお写真をお送りしたい、


そう思いながら一日が、毎日過ぎて、

せめてのように、その開いていくさまを
写真に撮りました。

私にとって、このゆきのひかり、というユリと
過ごした一週間が
どんなに嬉しかったか、せめて、お伝えできればと思います。

本当にありがとうございました。

今日とうとう終わりにしました。
本当は捨てるところまで、自分で切って
終わりにしたかった、そう思いながら
やはり間に合わなくて。

でもゆきのひかりが、こうして開いていく有り様を
見続けた一週間は、至福でした。
生きている花だから終わりがあります。
でも心に残るんだ、と思います。

ではみなさま今日もお疲れ様でした。