この一枚が、今日また一会を存続できる
唯一の原動力だと思わされます。

昨年9月、シェ松尾青山サロンで挙式の花嫁様でした。

写真のCDをご郵送いただいて
そしてブログ掲載の許可をいただいたので、
ですが、今はちょっとたてこんでいるので
また後日、ゆっくりと。

「ゆっくりで大丈夫ですよ」とプランナー様のお言葉添えもうれしく、
今日も一日いろいろあってやさぐれているところを
またどかんどかんと慰められております。

今週の冷え込みは特に厳しく、
寒さに慣れてる市場の人さえ今日は冷えますねと言い合うくらい。

十二単かよ!と自分に突っ込みつつ
ユニクロヒートテック靴下から一枚ずつ
市場ダースベーダーのコートまでを着こむのに
ゆうに15分以上、かかります。

我ながらアホか、という気がしますが、
日頃、体調管理を口酸っぱくしている手前もあり、
ここでうっかり風邪をひいては、
お客様に申し訳がたたない。

自分は、自分の才をわかっていて、その欠落を
補うために必要なものも
いやいやながら見当がつく。

ならせめて、
万全を期したい。と思います。

せめて、今自分がもてるのものの精一杯を。

そうして得た、花嫁様の笑顔に勝るものはありや。

お金はすっごく大事だけど
でもお金で買えないものもある、と
また思う、
汗と費やした労力と、緊張と不眠とを代償に差し出して得られる
はじめての唯一の、砂金なのであります。

何かを得たかったら何かを差し出さなければならない。

差し出したからといって望んだものがまるまる手に入るとは
限らない、が、等価のものは手に入ります。
それを望もうと望むまいと。
自分に才がないと思うなら
でもそれで食べていきたいと思うなら、その
ヒット&エラーを繰り返して
ちょっとずつでもいい方向に、望む方向に
じりじりと持っていくしかないかと思われます。

それはまるでばくちのようで、
丁か半のようです。ちょっと楽しい。

ちょっと楽しいと思えるのは、
あくまで一瞬ですけれども。

幸せというのは瞬間風速であるので
それでもいいかと。

この花嫁様の笑顔が自分に向けられた一瞬は、
自分は確かに、自分の最大限に、幸せでありました。

では皆様今日もお疲れ様でした。

屋久島話を書こうと思っていましたが
書いてたら変な方向に流れたのでそれもまた後日。
旅話は長くなるので・・・

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