たまに、このブログを一休みしようという時に
載せる和花の写真は、
自分自身の稽古のための花です。
器は唐物籠(からものかご)といいます。
この和の花の稽古は、もう10年くらいやっているのですが
全然進歩しない。
落ち込むときのほうがずっと多いのですが、
「唐物籠、得意だよね、こういう作りこむのは上手だね」、と
先日、初めて師匠に褒められた。ような気がします。
最近、Facebookネタの一環で
一会の生徒さんにインタビューを試みているのですが、
「駅ビルの花屋さんなので
ブーケも花冠もそんなにしょっちゅう注文が来るわけではないけれど、
いざ注文を受けた時に、
ここで習っていたから、落ち着いて作れた」
という方の言葉に、
ああそうなんだ、そうだよなあ、そうだよね。
と納得、共感しております。
すぐに、いつも、必要というわけじゃないけど
いざ、そういう機会がめぐってきたとき、
まるでいつも控えなのに突然
バッターボックスに立つよなすごい出番がまわってきた時、
落ち着いて、ちゃんと期待された仕事ができるように。
努力ってそんなもん。
歩く道の幅は広いほうがちょっと安心、いう程度です。
でもたゆまずに、やってたから
自分の不安な気持ちを、自分で支えることができる。
かぼそいけど、しょうもないけど
自分は自分の二の足でちゃんと立ってる、と思う一瞬のために
まるで河原で小石を積むような。
(それなんか違う)
個展のお知らせをひとつ、
元アシスタントで生徒さんの方です。
が、頑張ってるなあ・・・えらいなあ。
頭が下がります。
お近くの方はぜひ。
努力とか言うくらいなら見習って
個展できるようにおまえも頑張れよ!
という心の声は、幻聴だと思いたい。
来年はなんと一会15周年なので
生徒さん作品展をやれたらなあと思っております。
やりたいという生徒さんがいればですが(どこまでも他力本願)。
では今日もおつかれさまでした。
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