「椿は、つまり、人みたいな花だからね。」

という師匠の言葉を、そうと聞いて、
思わず納得。
深く納得。

そっか、だから自分は、椿、にがてなのか!

とはじめて深く、深く納得しました。

なんか対峙するたびにそわそわする花。
いつもいつも
難しいなあ、椿、だめだなあと思って

でも、まがりなりにも、インチキでも、メッキでも、バッタモンであっても、
この世界の片隅で、仮にも花を仕事にしているというならば

椿を活けられるようにならなくちゃならないだろう。
それは。

うすうす苦手なのはわかってたので、
避けて通りたいのですが、
避けて通れないだろうそれは。

・・・という感じの花です。

椿って。
くー。
ためいき。

月に一度の自分の稽古の花は、
なんかもう活けるだけで精一杯で、
ここ数日のアシスタントたちに、喜んでもらわれていきました。

ただ、息を殺していけるような花。

でもその一点で、それは結婚式の花と同じ。
自分の一番不得手な花は、自分の一番よくしている仕事と同じ。
気づけば呼吸をとめて、一心にいけているような花です。

・・・・
何の話でしたっけ。
そうだ椿ですよ。
来年はもう少し、椿とちゃんと向き合えるように。

急ぎではないメールのお返事は週明けに、ごめんなさい!

では皆様今日もお疲れ様でした。

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