
ドアに飾ったのは、かすみそうとスターチスのブルーファンタジー。
実は結婚式の装花ではなくて、
ご家族葬のお花でした。
昔、10年以上前でしょうか、
一会で装花をお手伝いさせていただいた
卒花嫁様から、お正月に突然メールをいただいてのご依頼。
結婚式後に一会のお手伝いにもきてくださって、
またご自身のご家族や、
ご友人たくさんをご紹介くださった方で、
親しい方だけのお別れ会とご家族葬に、
おしゃれなお母様らしいお花を、ぜひに、と。
お写真の許可をいただいたので、
(「家族みなOKと言っています」、と
心配性の私のために書き添えてくださいました)
すこしだけお写真を。
「一会は結婚式のお花屋さんなのに、
ご葬儀のお花を載せたら
プレ花嫁様がひいてしまうんじゃないですか、
むしろ大丈夫ですか」、と
笑って、おっしゃってくださいましたが
自分はこういうときのために、自分で仕事してるのだ。
と思います。
お正月明け、鉢の初市も開かれる前のことで、
なんとか入手したムスカリの鉢と、水仙を入口の目印に。

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お陰様で大変和やかで(賑やかで?)皆さんゆっくり
母とのお別れをしてくださり、良い時間を持てました。
見るほどに、先生のお花は素敵で、そんな花に囲まれてお友達に
見送ってもらえて母は幸せです。お友達に全部差し上げてしまうのが
惜しくなっていまいます。。。
昨日は咄嗟のことで言えませんでしたが、先生のブーケはそれだけで
花嫁さんを幸せな気持ちにしてくれるの で、親しい友人には是非持って
欲しくてつい紹介してしまうのでした。なんならブーケだけじゃなくて
装花もあった方が絶対いい!ということで、会場が決まっていない場合は
花の持ち込みが可能なところにすると良いよ。とまで言ったりしてました。
我ながら、推しすぎですね。。。
(中略)
遺影の下にあんな風にさりげなくカゴとリンゴをあしらってくださるなんて
そんなところまで考えてくださって感激です。
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こういう出張装飾の仕事の要素で必要な
花と時間と人手とかいろんな要素がぜんぶ足りない中で、
せめてご結婚式の思い出になるような、飾りを。
そして相変わらずお仕事のできる卒花嫁様に、脱帽。
また今回会場になったウィルさいたまの皆様には、大変お世話になりました。
遅くまでお付き合いさせてしまいましたご担当者様にも深い感謝を。
ありがとうございました。
1DAY単発 プリザーブドレッスンのご案内
次回1月20日29日 2月3日28日 いずれも追加開催決定、みなさまのご参加をお待ちしています。

