古都金沢の著名な料亭「山乃尾」。
婚礼が行われた今日は、
本当に美しい、秋晴れの一日でした。
新潟のユリの生産者である
すずきさんが、お祝いに送ってくださったというたくさんのユリ。
新婦様と相談して、
急遽エントランスの装花のメインとして使用することにしました。
多忙な中、溢れるほどのご厚情にはお礼の申し上げようもありません。
器となる竹と花材は、数日前から宅急便で送ったものの
サンプルを挿す時間もなく、そもそも現場の下見もできず、
すべてが現場でのぶっつけ本番。
さらに10月のハイシーズン、一会の準備不足もはなはだしく
今やっと白状すると、不安だけがただ増す数日でした。
でもこのブログのコメントをいつも書いてくださっている
はっちさんが偶然にも金沢在住と解り、強引にスカウト。
ご友人と一緒に今朝早くから驚くほどよく働いてくださいました。
手のまわりきれない受付などには
ふわりさんに苔玉を発注させていただいて飾りました。
いつもお世話になっている風庵さんには
照り葉をお願いして直送していただくことに。
届いたどうだんつつじとナナカマドは、それは美しい彩りとなってくれました。
なによりも私の花の師匠である
鈴木ひろ子さんにはたくさんのアドバイスを頂きました。
今日迎えた秋の日が
どんな光景だったか
やはり、忘れられないような気がします。
アシヤマさん
本当におめでとうございました。

写真は数週間前の元代々木ハウス様での装花。
裏返したテープで丁寧に掃除をしてくれている様子。
もし、ここにいてくれなかったら、
きっと出来なかった一会の仕事も
頂けなかった新郎新婦様からの感謝のメールも
それはたくさんあるのでは、と思います。
心よりの感謝と御祝いを申し上げます。


