「打ち合わせの帰り道は二人とも楽しみで踊りだしたくなるような足取りで
家路につきました。
もし、岩橋さんの中で、ここに予算がもう少しあったら素敵になるのに、
というようなところがあったら、どうぞご相談ください!」
お打ち合わせ後に、いただいたメールです。
さっそく試作品を作ってみて、もう少しバラを増やせるといいでしょうか?
という希望をお伝えすると、やりくりしてご予算を上げてくださいました。
ご結婚式にかかる費用は無論花だけではない中で、
せっかくのご好意にお応えしなくては・・・
最終的にはほぼバラだけで作るボールに仕上がりました。
隙間にいれた小さなワックスフラワー以外は全部バラです。
「疲れて帰ってきたら、
長い長いとても嬉しいメールをいただいていて、元気になった」
と先日書いていた、そのメールをご紹介します。
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昨日は無事に挙式を済ませ、晴れて夫婦となりました。
昨日はかわいいお花をありがとうございました!
私のわがままなイメージを、
あんなに素敵なかたちに仕上げてくださり、
とてもうれしかったです!
楽しみに楽しみにしていた通り、
岩橋さんはやっぱり私たちの想像を見事に裏切ってくださって、
「こんなにすごいことになってるー!」とうれしい驚きの連続でした。
控え室に入ると、もうブーケが先に待っていてくれて、
思わず「へへっ」とにやけてしまいました。
ヘアメイク中もちらちらお花を盗み見て、
「かわいいね、かわいいね」と何度も口にしては、
喜びを噛みしめていました。
挙式が始まってバージンロードを歩くと、列席者の皆様の背中が並ぶ中、
白いタキシードの彼と白いチェアフラワーだけが、こっちを向いていて、
緊張気味だった私を、やさしく見つめてくれました。
一歩一歩ゆっくり歩いて、お花の横を通り過ぎるたびに、
背中から「おめでとう」と聞こえてくるようで、
ほんとうにうれしかったです。
披露宴のメインテーブルの装花は、
確かに丸いかたちのバラとリボンで…と打ち合わせていましたが、
まさかリボンがあんなにかわいいなんて聞いてません!
お花のボールもすごくかわいくて、
バラの間からちょこちょこのぞいている小さいお花も、
なんだかすごくかわいくて、
見るたびに笑顔がこぼれました。
ホワイトドレスのブーケも、赤いドレスのブーケも、
ドレスにぴったり合っていて、すごくきれいでした。
ホワイトドレスの時のジャスミンのクラウンは、まるで天使の輪のようで、
こんなにかわいいものを身に着けるなんて、と、
ちょっと照れてしまったのですが、
とてもうれしかったです。
他にもたくさんたくさんきれいなお花を作ってもらって、
本当はひとつひとつ、全部にコメントを寄せたいのですが、
きりがないので我慢します。
とにかくお花は想像以上にすごくかわいくて、
ラマージュのスタッフも、「一会のお花はセンスがいい」と絶賛でした。
もちろんゲストにも好評で、送賓時にお配りするととても喜んでいました。
ゲストテーブルの装花を「欲しい欲しい!」と言って持って帰った妹は、
家に帰ってからもたくさん写真を撮っていたようです。
一会のお花に祝福されたおかげで、笑顔の耐えない結婚式となりました。
本当にありがとうございました。
岩橋さんとは、会場に到着した時に、
エントランスでお会いすることができたのに、
その時はほとんど話も出来ず、
結局それっきりになってしまったことが、残念でたまりません。
もっともっと感謝の気持ちを伝えたかったし、お花の話もしたかったのに…
昨日のブーケにそっと触れたら、
花びらが何枚か、はらはらと落ちました。
流れていってしまう時間の中で、
すべての瞬間を大切にしたいと思いました。
岩橋さんや一会のお花に出会えたことを、心からうれしく思います。
ありがとうございました。
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ブログ掲載の許可をお伺いしたら
すぐに、今度はご新郎様からお返事をいただいて
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本当にきれいでかわいい装花でした。
一会に頼んで本当に良かったです。ありがとうごいざいました。
ブーケは早速妻がドライフラワーにしようとしています。
こうしてメール書いているPCの横に花が釣り下がっています(笑)
妻がメールをブログに転載するのをとても恥ずかしがっておりますが
「よい」との返事をもらいました。
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最初にお二人でお打ち合わせにいらした時もそうだったのですが
なんだかお二人でいることが、ぴったりで、自然で、
見ているだけで微笑んでしまうような仲のよいお二人でした。
メールを拝見していてまたそう思いました。
お写真をいただけるとのこと、ぜひぜひ皆様にも見ていただきたく
とても楽しみに、お待ちしています。
新婦様の最後の一文には自分も胸をうたれるような思いでした。
本当に、ありがとうございました。


